従来、体のムダ毛を気にするのは女性のみという考え方が主流でしたが、近年は男性でもツルツルの肌を目指す人が増えてきました。
メイクやファッションが多様化するにつれ、気になる部位を脱毛することは「エチケットの一部」と考える人も少なくありません。
清潔感を出すための方法としても知られている脱毛ですが、実はクリニックやサロンに行かず自宅でケアする方法も存在します。
店舗での脱毛と比べてどんな点が優れているのか、またどんな点に注意しておかなければならないのかを事前に確認しておくと安心ですね。
今回は自宅でも気軽にメンズ脱毛を体験できる脱毛器について、おすすめの商品や自分に合ったアイテムの選び方をご紹介します。
仕事や家事、学生であれば勉強で忙しい場合でも、自宅でケアできる家庭用脱毛器であれば時間や場所を気にせず自由に脱毛ができますね。
パーツごと分けたり、時間を取って一気に全身をケアしたりと、ライフスタイルに合わせた活用法を見出していきましょう。
メンズ脱毛器で失敗しないための選び方
まず、家庭用のメンズ脱毛器を選ぶ際に注意しておきたいポイントをご紹介します。
高価なアイテムも多数展開されているため、「こんなはずじゃなかった」と後悔することもしばしば。
脱毛器を選ぶポイントをおさえておくことで、より効率的なケアに繋がるでしょう。
脱毛方式の違いを確認する
家庭用のメンズ脱毛器を選ぶ際は、第一に「脱毛方式」が何に当たるのかを確認しなくてはなりません。
大きく分けて「IPL方式(フラッシュ方式)」「レーザー方式」の2種類があり、それぞれアプローチする場所や効果の感じ方が異なります。
比較内容 | IPL方式 | レーザー方式 |
---|---|---|
アプローチする場所 | 毛根付近 | 毛乳頭 |
適する毛の濃さ | 薄い~濃い | 濃い |
おすすめの部位 | 腕/足/胸/腹など | ヒゲ/ワキ/VIOなど |
痛みの度合い(医療脱毛を「強」だと仮定) | 弱 | 中 |
照射孔の範囲 | 広い | 狭い |
照射スピード | 速い | 遅い |
IPL方式はフラッシュ方式とも呼ばれ、いわゆるエステサロンで行う光脱毛の一種です。
もちろん家庭用にレベルを落としてありますが、仕組みは同じ。
照射孔が広く、体の広い部分をケアしたいときに向いています。
これに対しレーザー方式は、こちらもレベルを低く設定しているものの、仕組みとしてはクリニックで行う医療脱毛と同様です。
小さな面積の照射孔で濃く太い毛にアプローチしていくため、ヒゲやワキ・VIOなど毛が目立ちやすい部位への使用がおすすめです。
メンズ脱毛器の大きさを確認する
メンズ脱毛器について調べてみると、その形もさまざまであることが分かるでしょう。
具体的には、ハンドピースのような小型で軽さが特徴の「ハンディタイプ」と、本体と照射部に分かれている「据え置きタイプ」の2種類が挙げられます。
ハンディタイプの場合、その利点はなんといっても持ちやすいことにあるでしょう。
特に広い面を照射したい場合、重いハンドピースを長時間持ち続けていると疲れてしまいます。
ハンディタイプであれば重量は500g前後と軽いことが多く、最後まで打ち漏らさず丁寧に照射しやすいのが特徴です。
一方の据え置きタイプは、本体からハンドピースにコードが伸びているタイプが主流です。
コンデンサが本体に設置されているため、1発のパワーが強く効果を実感しやすくなるでしょう。
パワーを強く設定すると照射までの充填時間が長くなりますが、その分強力な1発を照射できます。
ヒゲやVIOに対応している脱毛器か確認する
エステサロンやクリニックで行う脱毛であれば、ボディはもちろんヒゲやVIOも対応可能であることが多いでしょう。
一方で家庭用脱毛器の場合、種類によってはヒゲやVIOなどデリケートな部位の施術ができない場合があります。
また、中には家族やパートナーの使っている女性用脱毛機でケアを考えている人もいるでしょう。
女性の場合は顔に対応していても、男性のヒゲはNGとする場合があるため注意してくださいね。
基本的に女性用脱毛器が男性に使えないわけではありませんが、適するパワーなどが異なる可能性は否定できません。
家庭で安全に脱毛をしたい場合は、「メンズ」「男性用」などと記載のあるものを選びましょう。
照射のスピードやレベルの調整ができるかを確認する
一言で家庭用のメンズ脱毛器といっても、それぞれ機能面で大きな違いが見られます。
高額になりがちな脱毛器は、慎重にリサーチを重ねてから購入しましょう。
各商品を比較するポイントとして挙げられるのは、以下のような内容です。
- 照射孔の広さ(一度に照射できる範囲)
- 連続照射が可能かどうか、照射スピードはどのくらいか
- 照射部位や毛の濃さに応じてレベルが調節できるか
- 冷却機能のレベルはどのくらいか
家庭で時間を気にせずに行えるとはいえ、全身脱毛に時間がかかり過ぎると疲れてしまい、打ち漏らしなどのリスクも高まります。
照射孔の広さや連続照射の有無などは、手軽にケアするためにも重要なポイントといえるでしょう。
また、効果的にケアするためには、全身を同じレベルで照射し続けるよりも、毛の濃さや肌質に応じて適切なパワーを選ぶことが大切です。
レベルの調節ができる脱毛器であれば、ケアを進めていくにつれパワーを強められるようになり、細い毛にも効果を実感しやすくなりますね。
そしてメンズ脱毛器を選ぶ際に注意しなくてはならないのが「冷却機能」です。
女性に比べ1本1本の毛が濃く太い男性は、同じパワーでも痛みを感じやすいもの。
ハンドピースの冷却機能が優れている製品であれば、照射前後の肌を強力に冷やすことができ、痛みを感じにくくなりますよ。
ランニングコストも含めてコスパが良いか確認する
メンズ脱毛器にかかわらず、性能だけでなく料金が安いかどうかも大きなチェックポイントとなります。
数万円単位と高額になることが多いメンズ脱毛器では、少しでも安く入手したいと考える人も少なくないはず。
もちろん本体価格もチェックしなければなりませんが、それ以上に大切なのは「ランニングコスト」です。
メンズ脱毛器は、機械によって照射できる回数が決まっています。
レベルの調節ができるものは、例としてレベル1ならば100万回、レベル10ならば10万回と低ければ低いほど照射回数が増えるのが一般的。
本体価格が安くても、照射可能回数が少なければ1ショットあたりの単価が高くなるのです。
家庭用脱毛器に限らず、脱毛は何回も繰り返し照射を行うことで理想の仕上がりに近づけていく施術です。
照射可能回数が多く、継続してケアできるものを選ぶと良いでしょう。
保証内容が充実しているか確認する
家庭用のメンズ脱毛器を購入する場合、本体に不調を感じた場合は自力で対応しなくてはなりません。
故意に傷をつけてしまった場合はともかく、通常の使い方をしていて正しく機能しなくなった場合は保証の期限内かどうかを確認しましょう。
高額になることも多いメンズ脱毛器ですが、数年単位で保証がついているものもたくさんあります。
万が一の際は返金されたり、無料で回収・修理してもらえたりするものならば、日々安心して使えますね。
メンズ脱毛器おすすめ10選
続いて、実際に販売されているメンズ脱毛器の中から、特におすすめできる10種類の製品についてご紹介しましょう。
ケノン
価格 | 本体(プレミアムカートリッジ付属):98,000円(税込)スーパープレミアムカートリッジ:20,200円(税込)ラージカートリッジ:8,800円(税込)エクストララージカートリッジ:10,900円(税込)スキンケアカートリッジ:7,900円(税込)ストロングカートリッジ:10,900円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 290×215×90㎜ |
重量 | 本体:約1.87㎏ハンドピース:約120g |
消費電力 | 最大220W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 0.4~2.0秒 |
照射レベル | レベル1~10 |
最大出力 | 非公開 |
照射面積 | プレミアムカートリッジ:7.0㎠スーパープレミアムカートリッジ:7.0㎠ラージカートリッジ:7.0㎠エクストララージカートリッジ:9.25㎠スキンケアカートリッジ:4.5㎠ストロングカートリッジ:4.5㎠ |
照射回数 | プレミアムカートリッジ:30万~100万発スーパープレミアムカートリッジ:50万~300万発ラージカートリッジ:13,043~20万発エクストララージカートリッジ:1万~20万発スキンケアカートリッジ:42,857~20万発ストロングカートリッジ:1万~85,714発 |
ショット単価 | プレミアムカートリッジ:0.098~0.326円スーパープレミアムカートリッジ:0.003~0.236円ラージカートリッジ:0.534~8.188円エクストララージカートリッジ:0.544~10.890円スキンケアカートリッジ:0.529~2.471円ストロングカートリッジ:1.270~10.890円 |
冷却機能 | なし |
保証内容 | 1年間無償修理保証 |
家庭用脱毛器を語る上で欠かせない存在の「KE-NON(ケノン)」。
カートリッジの種類が豊富であり、男女問わず使える点が魅力です。
年々バージョンアップを重ねており、購入のタイミングでもっとも新しいシリーズから選ぶと良いでしょう。
スーパープレミアムカートリッジは最大300万発の照射が可能で、ランニングコストを意識したい方にもおすすめです。
ホームクリア
価格 | 本体価格:119,520円(税込)キャンペーン適用時:59,760円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 78×55×200㎜ |
重量 | 約315g |
消費電力 | 非公開 |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 非公開オートモードにて自動照射可能 |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 10.8J(照射面積あたり) |
照射面積 | 3.3㎠ |
照射回数 | 最大100万発 |
ショット単価 | 本体価格あたり:0.119円キャンペーン適用時:0.059円 |
冷却機能 | あり |
保証内容 | 初回無償交換保証(無期限) |
大手メンズ脱毛サロン「メンズクリア」が開発したことでも知られる「HOME CLEAR(ホームクリア)」。
一部コースを契約すると無料でついてくるなど、実際に店舗で脱毛している人にも注目されている機械です。
オートモードにて15分間自動照射してくれるため、自分で照射ボタンを押す必要もなし。
キャンペーン適用時には50%OFFの59,760円で購入可能です。
トリア パーソナルレーザー脱毛器 4X
価格 | 2年保証:48,000円(税込)3年保証:52,000円(税込) |
脱毛方式 | レーザー方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 230×80×120㎜ |
重量 | 584g |
消費電力 | 5W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身痛みが強くなる旨の記載あり |
照射間隔 | 非公開 |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 22J/㎠ |
照射面積 | 直径1cmの円型 |
照射回数 | フル充電で30分稼働可能充電可能回数500回 |
ショット単価 | 2年保証:30分あたり1,600円3年保証:30分あたり1,733円 |
冷却機能 | なし |
保証内容 | 30日間返品保証+製品保証2年製品保証は+1年も選択可能 |
家庭用脱毛器で唯一レーザー方式を採用している「Tria(トリア)」。
毛根にはたらきかけるため、フラッシュ方式に比べ毛の減りを早く感じられるでしょう。
その分ヒゲやVIOは強い痛みを感じやすいため、保冷剤などで肌を冷やしながら行うのがおすすめです。
希望に応じて2年・3年から保証を選べるのもポイントですね。
アイスダンディ
価格 | 39,800円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 184×170×58㎜ |
重量 | 約370g |
消費電力 | 48W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 0.9秒 |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 最大17.0J |
照射面積 | 非公開 |
照射回数 | 最大30万発 |
ショット単価 | 0.132円 |
冷却機能 | あり |
保証内容 | 30日間返金保証1年間の故障保証 |
著名人が多く愛用していると評判の「ice dandy(アイスダンディ)」。
0.9秒に1回とスピーディに照射が可能であり、全身脱毛も気軽に済ませられますね。
数あるメンズ脱毛器の中でもリーズナブルな製品であり、ショット単価も低額なのがポイント。
女性用のアイスレディーも発売されており、メンズ専用脱毛器として注目を集めています。
レイボーテ メンズフラッシュZERO
価格 | 49,500円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 70×208×103㎜ |
重量 | 約333g |
消費電力 | 最大45W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 非公開連続照射モードあり |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 非公開 |
照射面積 | 非公開 |
照射回数 | 約35万発 |
ショット単価 | 0.141円 |
冷却機能 | なし |
保証内容 | なし |
美容機器を初め、幅広いカテゴリの家電を取り扱うヤーマン。
家庭用脱毛器の種類も豊富ですが、中でもメンズの太く濃い毛専用として開発されたのがレイボーテ メンズフラッシュZEROです。独自の波長を採用し、脱毛だけでなく美肌を目指せるとしても人気の製品。
肌の色を読み取って適切なパワーで照射が可能な「肌色センサーモード」を搭載しているのもポイントです。
ルメア
価格 | ルメア プレステージ:48,718円(税込)ルメア アドバンス:33,285円(税込)ルメア エッセンシャル:19,800円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | ルメア プレステージ:215×97×160㎜ルメア アドバンス:177×140×92㎜ルメア エッセンシャル:169×68×45㎜ |
重量 | ルメア プレステージ:約495gルメア アドバンス:約362gルメア エッセンシャル:約200g |
消費電力 | ルメア プレステージ:65Wルメア アドバンス:36Wルメア エッセンシャル:70W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを除く全身 |
照射間隔 | 非公開 |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 非公開 |
照射面積 | ルメア プレステージ:からだ用4.1㎠/顔用2.0㎠/ワキ用3.0㎠/VIO用3.0㎠ルメア アドバンス:からだ用4.0㎠/顔用2.0㎠/VIO用2.0㎠ |
照射回数 | ルメア プレステージ:約25万発ルメア アドバンス:約25万発ルメア エッセンシャル:約20万発 |
ショット単価 | ルメア プレステージ:0.194円ルメア アドバンス:0.133円ルメア エッセンシャル:0.099円 |
冷却機能 | ルメア プレステージ:ありルメア アドバンス:非公開ルメア エッセンシャル:非公開 |
保証内容 | それぞれ2年間の本体保証あり |
シェービング用品を始め、男性の強い味方として幅広いアイテムを提供するPHILIPS。
同ブランドから登場するルメアシリーズは、ヒゲやVIOを除く全身のムダ毛ケアに最適です。
手頃なエッセンシャルやアドバンスはもちろん、5種類のアタッチメントが用意されているプレステージもおすすめ。
「3回のお手入れで最大92%のムダ毛が目立たなくなる」というコンセプト通り、多くの利用者が減毛を実感しています。
BLACKRAVE
価格 | 95,040円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 135×60×190㎜ |
重量 | 1,140g |
消費電力 | 非公開 |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 非公開自動連射機能あり |
照射レベル | レベル1~6 |
最大出力 | 6.5~13.8J |
照射面積 | 3.63㎠ |
照射回数 | 最大100万発 |
ショット単価 | 0.095円 |
冷却機能 | あり |
保証内容 | 30日間全額返金保証あり |
「特別」を意味するBLACKと、「勇気」を意味するBRAVEを重ねた商品名で、ムダ毛に悩む男性に勇気を与えたいと開発されたBLACKRAVE。
レベルは1から6まで任意のものを選択でき、最大100万発とコストパフォーマンスが良いのも特徴です。
W冷却機能が備わり、一般的な製品に比べ肌へのダメージが少ないのもポイント。
痛みや熱さを感じにくく、リラックスしながらケアできるでしょう。
LEDラバー・コラーゲン脱毛LV
価格 | 71,500円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 179×645×69㎜ |
重量 | 870g |
消費電力 | 非公開 |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを含む全身 |
照射間隔 | 0.8秒(レベル1) |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 最大15.0J(5J/1㎠) |
照射面積 | 3.0㎠ |
照射回数 | 最大100万発 |
ショット単価 | 0.071円 |
冷却機能 | あり |
保証内容 | 1年間の修理保証あり |
「コラーゲン脱毛」の名の通り、590nmの「黄色LED」と633nmの「ピンクLED」を同時に照射し、脱毛と同時にコラーゲンの生成を促せると評判の本品。
毛を減らすだけでなく、乾燥やくすみなどの肌トラブルにまとめてアプローチできると評判です。
女性用でありながら、男性のヒゲやVIOにもバッチリ対応。
照射面積は3.0㎠と、細かい部分にも対応しやすい形状に工夫されています。
家庭用光脱毛器 エピレタ EP-0115-P
価格 | 10,978円(税込) |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 130×80×50㎜ |
重量 | 本体220g/アダプター135g |
消費電力 | 18W |
照射可能部位 | Iライン/Oライン/顔の鼻から上を除く全身 |
照射間隔 | 1.0秒(レベル1) |
照射レベル | レベル1~5 |
最大出力 | 非公開 |
照射面積 | 2.7㎠ |
照射回数 | 15万回 |
ショット単価 | 0.073円 |
冷却機能 | なし |
保証内容 | 1年間の安心保証ありアイリスプラザ会員は2年間に延長 |
とにかく手軽に脱毛を始めたい方におすすめなのが、アイリスオーヤマから登場した「エピレタ」。
わずか10,000円ほどとリーズナブルでありながら、レベル5までの調節機能と安心の保証を完備しており話題となっています。
カートリッジ交換式ではなく、照射回数を使い切ったら新たな製品に踏み出せるのがポイント。
購入のタイミングでもっとも新しいバージョンを手に入れ、最新のケアが実現するでしょう。
シルクエキスパートPro5 PL5117
価格 | 48,500円(税込)※大手通販サイトでのみ取り扱いあり/上記は最安値 |
脱毛方式 | フラッシュ方式 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 280×97×195㎜ |
重量 | 1,030g |
消費電力 | 75W |
照射可能部位 | ヒゲ/VIOを除く全身 |
照射間隔 | 0.5秒(レベル1) |
照射レベル | レベル1~10 |
最大出力 | 6.0J/㎠ |
照射面積 | 通常ヘッド:3.0㎠コンパクトヘッド:1.5㎠ |
照射回数 | 約40万発 |
ショット単価 | 0.121円 |
冷却機能 | あり |
保証内容 | 楽天あんしん延長保証あり |
こちらも、美容機器でおなじみのBRAUNが誇る脱毛器です。
年々バージョンがアップしており、最新のPro5では40万発かつ最大出力6.0J/㎠のパワーを実現しました。
公式サイトではなく大手通販サイトからの購入となるため、リーズナブルなところやポイントを貯めたいところなどから選べるのもポイントですね。
1秒につき80回もの間隔で肌の色を読み取り、自動で適切なパワーを出力してくれる点も安心できます。
メンズ脱毛器の使い方
さまざまな種類がある家庭用メンズ脱毛器ですが、基本的な使い方は共通するものがあります。
今回は基本的な流れについて手順を踏まえてご紹介していきましょう。
もちろん使用の前には脱毛器の取扱説明書を読み込み、特別な使い方が記載されていないか、危険となりうるポイントはあるかなども確認しておいてくださいね。
まず、どんな脱毛器を使う場合であっても、使用の前には該当部位のムダ毛を処理しておきます。
いきなり地肌をカミソリで剃っていくのではなく、保湿クリームやシェービングフォームを使って滑りを良くしたり、入浴後の柔らかい肌をケアしたりといった工夫を心掛けましょう。
クリニックやサロンでの施術も含め、脱毛は毛だけでなく肌にもダメージを与えてしまいます。
電動シェーバーなど、比較的肌に優しい方法を選ぶのがおすすめです。
施術直前の剃毛は避け、前日までにケアを済ませておきましょう。
実際に脱毛器を起動したら、保冷剤を使って施術部位を冷やしておきます。
およそ10秒程度冷やしてから照射すると、熱によるダメージや痛みを軽減できます。
冷やした部位に光を照射した後は、再度10秒程度冷却を行うと安心です。
脱毛を行う際は、一度打った箇所に少し重なるような形で照射していきます。
打ち漏らしがあるとその部分がごっそりと残ってしまうため、打っていない隙間ができないよう注意しましょう。
一方で完全に重ねて何度も照射してしまうと、その部分のダメージが大きくなってしまうためNGです。
該当部位の施術が完了したら、必ず保湿を行います。
熱の加わった肌は乾燥し、そのままにしておくと痒みや赤みの原因になりかねません。
湯舟への入浴や激しい運動は避け、血流を促進する行動も避けなくてはいけません。
「毎日照射可能!」と書いてある脱毛器であっても、肌を休ませるために最低一週間程度は間隔を空けましょう。
これに加え、トリアのようにレーザー方式の脱毛器の場合は、使用前に二の腕の内側などでテスト照射を行ってから始めなくてはなりません。
数発照射して時間を置き、赤みや痛み・痒みなどのトラブルが起こらないことを確認してから使い始めてくださいね。
メンズ脱毛器を使うときに気をつけること
続いて、実際にメンズ脱毛器を使う際に注意しておかなくてはならないポイントをご紹介します。
家庭用脱毛器では永久脱毛できない
脱毛といえば二度と毛が生えてこなくなるというイメージがありますが、家庭用脱毛器が目指すのはあくまでも「減毛」「抑毛」。
一度照射した毛であっても、その後時間が経てば再び生えてきてしまいます。
もちろん回数を重ねるにつれ毛はだんだん細くなり、生えるスピードも遅くなっていくはず。
しかしクリニックで行う医療脱毛のように、数回で劇的な効果を実感できるわけではないのです。
家庭用脱毛器にはフラッシュ方式・レーザー方式の2種類がありますが、いずれの場合も永久脱毛はできません。
医療脱毛と同じ仕組みのレーザー方式であっても、家庭で扱えるパワーには限りがあるもの。
永久脱毛を希望する場合は、医療脱毛や針を使って電気を流すニードル脱毛のいずれかを選ばなくてはなりません。
毎日のように照射しても効果はあまりない
「毎日照射可能!」と謳う脱毛器もありますが、実際に毎日照射するのはあまりおすすめできません。
脱毛器は毛の生えるサイクルに合わせて照射するのが一般的。
照射した毛が抜け落ち、また別の毛が成長したタイミングで照射するのが効果的といわれています。
そのため、毎日のように照射を繰り返したとしても、同じ毛に対し何度もアプローチをかけているに過ぎません。
肌へのダメージも大きくなり、脱毛器の寿命も縮まってしまうため、最低でも一週間ほど間隔を空けるのがおすすめです。
使用前に毛はしっかり剃っておく
脱毛器の多くは、毛の黒い組織である「メラニン色素」に反応して熱を発生させるものです。
どんな脱毛器であっても施術前に毛を剃っておくことが鉄則といえるでしょう。
肌の表面に長く毛が出ていると、その部分に熱が発生し火傷の原因となりかねません。
使い方の部分でもご紹介したように、施術直前の剃毛は肌が荒れやすく、脱毛によるダメージを受けやすくなってしまいます。
脱毛を行う前日の入浴時に剃るなど、ある程度時間をおくようにしましょう。
日焼けや肌荒れしているときの使用は控える
フラッシュ方式・レーザー方式にかかわらず、毛にダメージを与えるということは少なからず肌にも影響を及ぼします。
肌が弱い方やトラブルの起こりやすい方はあらかじめテスト照射を行うなど、肌への負担も考慮し無くてはなりません。
もちろん、肌が丈夫な方であっても、日焼け後すぐの照射や肌荒れをしている箇所への使用は控えなくてはなりません。
肌が赤く炎症を起こしている間や、ニキビや吹き出物のある肌の場合、通常よりも脱毛によるダメージを深く被ってしまいます。
脱毛の施術前後は日焼けをしないよう、毎日の紫外線対策を重点的に行いましょう。
照射後は冷却や保湿をして体温が上がらないようにする
脱毛の施術をした部位は、高い熱が発生し肌が乾燥した状態となります。
照射後すぐに保冷剤等で冷却したり、ジェルやローションで保湿をしたりすることで、その後の肌トラブルを防げます。
施術後だけでなく、常に肌が保湿された状態を保っておきましょう。
また、施術後に血行が良くなる行動をとってしまうと、赤みやかゆみといった症状が出やすくなります。
湯舟への入浴や飲酒・喫煙、激しく汗をかく運動などは避けましょう。
施術部位に汗が流れることで雑菌が繁殖し、毛嚢炎になるリスクを下げることにもつながります。
日頃から保湿やスキンケアをしておく
脱毛を効果的に、かつトラブルなく健康的に行うためには、日頃の保湿やスキンケアが必要不可欠です。
施術後だけ保湿をすれば良いわけではなく、朝晩の洗顔後や入浴後の保湿こそがもっとも大切といえるでしょう。
常に水分で満たされた肌はバリア機能も正常化し、脱毛による影響も受けにくくなるのです。
顔の脱毛を行う場合は、化粧水・乳液・クリームなど普段よりも保湿力に特化したアイテムを選びましょう。
施術直後はビタミンCなどが入った美白化粧品やフェイスパックなど刺激の強いアイテムは避け、マイルドな使い心地のスキンケアを心掛けるのがおすすめです。
メンズ脱毛器以外に自宅で脱毛する方法
続いて、メンズ脱毛器のように家庭で気軽にムダ毛のケアができる方法をご紹介します。
ハサミや剃刀
ムダ毛を処理したいと考えたとき、最初に思いつくのがハサミや剃刀によるケアではないでしょうか。
気になるところが広範囲であってもケアしやすく、メジャーな処理方法として知られています。
メンズ脱毛器を使用する前にも、剃刀を使う方が多いでしょう。
一方、ハサミや剃刀でのケアは再び毛が生えてくるまでの時間が短いため、綺麗な状態を保つためには頻繁に剃らなければなりません。
その分肌にもダメージが加わってしまうため、電気シェーバーなどでゆっくり丁寧にケアすると良いでしょう。
毛抜き
気になるところを少しだけケアしたい場合、毛抜きで処理したことがある方も多いはず。
ボディであれば痛みも少なく、その後しばらく毛が生えてこないのもポイントといえますね。
剃刀などで剃ると肌の内部にある毛が透けてしまいますが、毛抜きであれば白い肌のまま綺麗に見えるでしょう。
しかし、毛抜きでの処理は肌を傷めやすく、繰り返しているうちにポツポツと毛穴が目立ってしまう原因になりかねません。
再び生えてきた毛が皮膚の内部で成長してしまい、埋没毛になってしまうことも。
こういったリスクを避けるためにも、毛抜きでの処理は最低限にとどめることをおすすめします。
除毛クリーム
広範囲の毛を処理したいときは、除毛クリームを使うのも一つの方法です。
薬品の力で表面の毛を溶かしてしまうため、ツルツルの仕上がりを楽しめるでしょう。
剃刀やハサミのように毛を途中で切る方法ではないため、肌の中に残った毛も目立ちにくくなります。
除毛クリームのデメリットとしては、薬品が肌にダメージを及ぼしやすい点が挙げられます。
洗い流した後にひどく乾燥したり、時間をおきすぎて痛みや赤みが出たりする可能性も0ではありません。
家庭用脱毛器同様、日焼け後や肌トラブルがある場合は利用を控え、ケア後の保湿は欠かさずに行いましょう。
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスは、あたためたワックスを肌にのせ、固まってから剥がすことでムダ毛を一掃できるアイテムです。
肌に溜まった古い角質なども剥がせるため、仕上がりのツルツルさは随一といっても良いでしょう。
毛を引き抜くため痛みを伴う点、そして使用後は肌が乾燥しやすい点に注意が必要です。
ブラジリアンワックスは、顔やVIOなどのデリケートな部分に使う場合は専用の製品を選ぶのも手です。
「デリケートゾーン用」「使い心地がマイルド」などの記載をチェックし、肌にダメージを与えにくいものを選んでみてくださいね。
メンズ脱毛器でよくある質問
最後に、家庭用メンズ脱毛器を使う際にありがちな質問をおさえておきましょう。
メンズ脱毛器はどれくらいで効果が出る?
1回でも毛の減りを実感しやすい医療脱毛やニードル脱毛とは異なり、家庭用脱毛器は回数を重ねなくては減毛・抑毛効果が出ないことが多いでしょう。
毛の濃いヒゲやVIOであれば5回以上、腕や足などでも最低3回は様子を見てみてくださいね。
メンズ脱毛器の使用ペースは?
家庭用メンズ脱毛器をどのくらいのペースで使用するかは、使う人や部位によって異なります。
最低でも1週間程度あけ、照射できなかった毛が十分に生えそろうまで待つと効率的な施術が可能です。
「毎日使用可能」と謳っている製品であっても、必要以上に繰り返し照射するのは避けましょう。
メンズ脱毛器の痛みは?
クリニックやサロンで行う脱毛に比べ、家庭用のメンズ脱毛器はパワーが低めに設定されています。
そのため痛みの度合いとしてはややマイルドなものの、ヒゲやVIOなど毛が密集している部位は痛みを感じやすいでしょう。
日頃の入念な保湿はもちろん、照射前後の冷却で刺激を緩和するのがおすすめです。
【結論】メンズ脱毛器は目的に合わせて選んでみよう
大きく分けてフラッシュ方式・レーザー方式に分けられる家庭用のメンズ脱毛器。
肌の広い面にはフラッシュ方式を、ヒゲやVIOなどにはレーザー方式を選ぶなど、どの部分をケアしたいのかによって機械を選ぶと良いでしょう。
それぞれに異なる特徴があるため、より希望に合った特徴の脱毛器を選ぶのが大切です。
また、どんな製品を使うにせよ、注意しておかなくてはならない点が多数存在します。
施術前は必ず剃毛をしたり、日焼け対策や保湿を行ったりといった基礎的な内容は、長い付き合いとなる脱毛ライフにおいて欠かせないポイントとなるでしょう。
複数回施術して初めて理想の仕上がりを目指せる脱毛だからこそ、1回1回守るべきポイントに注意しながら、効率的にケアしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したメンズ脱毛器は、どれも大手が監修している人気の高いものばかりです。
それぞれのレビューをリサーチしながら、もっとも理想に合った製品でツルツルの肌を目指してみてくださいね。
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