メディオスターNext PROはヒゲ脱毛に効果ある?仕組みや痛みについて徹底解説

    クリニックでヒゲ脱毛をするとき、どんな脱毛機器を導入しているか気になりますよね。

    脱毛においてどの脱毛機器を使用するかで痛みや効果が大きく変わります。

    そこで今回は大手クリニックが多数採用している人気の脱毛機器であるメディオスターを紹介します。

    メディオスターはその効果の高さと痛みの少なさから、ゴリラクリニックなど脱毛大手のクリニックで導入されています。

    太く濃い毛が多いヒゲの脱毛において、痛みの少ないメディオスターは有力な選択肢になりますよ。

    気になる項目をチェック

    メディオスターを導入しているメンズ脱毛クリニック3選

    メディオスターを導入している主なメンズ脱毛クリニックを3つ紹介します。

    ゴリラクリニック

    導入しているメディオスターの名称メディオスターNext PRO
    ヒゲ脱毛の料金ヒゲ脱毛完了コース(鼻下・アゴ・アゴ下)74,800円(6回)以降平日11時~15時の予約に限り1回100円
    初回特典1回トライアル10,800円
    麻酔の有無有(笑気ガス、麻酔クリーム)

    ゴリラクリニックではメディオスターNext PROを導入しています。

    痛みの少なさと肌へのダメージの少なさが最大のメリットであるので、主にある程度毛が薄くなるまでの施術用の脱毛機器として採用しています。

    毛が薄くなってきたら肌の状態を見極めて根深い毛が得意な熱破壊式のヤグレーザーに切り替えることもあります。

    患者の要望や肌の状態に合わせて使用する脱毛器を変えてくれるので、メディオスターの選択肢だけでは不安に思われる方におすすめします。

    メンズリゼ

    導入しているメディオスターの名称メディオスターNext PRO
    ヒゲ脱毛の料金セレクトヒゲ脱毛5回コース69,800円 10回コース118,000円(ほほ、鼻下、あご、あご下から3部位)コース終了後1回12,800円
    初回特典初回カウンセリング無料
    麻酔の有無有(笑気ガス、麻酔クリーム)

    メンズリゼではメディオスターNext PROを採用しています。

    痛みの感じにくさ、照射時間の短さ、肌ダメージの少なさをうたっています。

    メンズリゼでは他にも2種類の脱毛器を採用しており、カウンセリングで患者にあった機器を選んでくれます。

    痛みを感じやすいヒゲ脱毛で不安な方はメディオスターの使用を申し出るとよいでしょう。

    レジーナクリニックオム

    導入しているメディオスターの名称メディオスターモノリス
    ヒゲ脱毛の料金6回 64,680円(鼻下、あご、あご下)追加1回 10,780円
    初回特典初回カウンセリング無料
    麻酔の有無有(麻酔クリーム)

    レジーナクリニックはメディオスターモノリスを導入しています。

    メディオスターモノリスはNext PROの後継機にあたります。

    Next PROと出力は変わりませんが、施術スピードがNext PROよりも優れているため、素早く脱毛をしたい人に向いています。

    1回の脱毛時間を減らして効率よくヒゲ脱毛をしたい方におすすめします。

    メディオスターとは?脱毛のしくみ

    メディオスターは蓄熱式という脱毛方法を取り入れている人気の脱毛機器です。

    クリニックでの主なレーザー脱毛方式に熱破壊式と蓄熱式があります。

    熱破壊式脱毛は皮膚の深いところにある毛母細胞をターゲットにしています。

    強いパワーでレーザーを照射するため、痛みを感じやすいことがデメリットです。

    一方メディオスターが行う蓄熱式脱毛は、毛母細胞に栄養を送る「バルジ領域」と呼ばれる組織をターゲットに肌全体を温めて破壊します。

    バルジ領域は毛母細胞よりも皮膚の浅いところにあるため、熱破壊式より痛みが少ないというメリットがあります。

    また、肌にジェルを塗り大きめの照射口を滑らすように照射していくため、脱毛にかかる時間が少なく、打ち漏れが少ないのも嬉しいポイントです。

    打ち漏れが少ないことはスタッフさんによる効果の差が少ないことにもつながります。

    何回もクリニックに通っていると

    「前回のスタッフさんはしっかり全体に当ててくれた気がするのに、今回のスタッフさんは打ち漏れているところがありそう」

    と感じることがあります。

    これは何度も同じクリニックに続けていく上で、脱毛のモチベーションを維持することに関わってくるので、スタッフさんによる施術の満足度に差が少ないことは大事なポイントです。

    メディオスターの種類

    メディオスターは1999年に誕生して以来、第6世代までリリースされています。

    ここではメディオスターの種類について紹介します。

    メディオスター

    第4世代にあたるメディオスターネクストはダイオードレーザーを2波長ブレンドして照射できる画期的な機器でした。

    第4世代のメディオスターネクストは2011年の発売で、今ではあまり見かけなくなりました。

    メディオスターNext PRO

    2014年に発売されたメディオスターNext PROはハンドピースの照射範囲が広くなり、高速連射が可能になったことで施術時間が短縮されました。

    そしてやはり最大のメリットは痛みが少なく肌に優しいことです。

    日焼けや色黒の肌にも対応しています。

    導入している主なクリニック:ゴリラクリニック、メンズリゼ

    メディオスターモノリス

    2020年に厚生労働省の薬事承認を受け、2021年に発売されたメディオスターモノリスはメディオスターシリーズの第6世代にあたる最新機種です。

    照射パワーはNext PROと変わりませんが、施術スピードが更に向上しました。

    また、1台で蓄熱式と熱破壊式の切り替えも可能になりました。

    Next PROよりもさらに脱毛時間を短縮したい人におすすめと言えるでしょう。

    なお、モノリスは最新機器のため大手で導入しているクリニックはまだ多くありません。

    今後少しずつ増えていくと思われます。

    導入している主なクリニック:レジーナクリニックオム、銀座肌クリニック

    メディオスターのメリット

    メディオスターでの脱毛のメリットをまとめました。

    日焼けや色黒の肌でも脱毛できる

    熱破壊式のレーザー脱毛は毛に含まれるメラニン色素に反応して熱を発生させるため、メラニンを多く含む日焼けや色黒の肌に施術することは困難です。

    しかし蓄熱式のメディオスターであれば弱いレーザーを連続して照射することで熱を蓄積させて脱毛する方式のため、色黒の肌でも対応が可能です。

    もともと肌が黒い方や、日焼けをしやすい環境の人はメディオスター導入のクリニックを探すとよいでしょう。

    施術時間が短くなる

    蓄熱式のメディオスターは照射口が広いため、1回の施術にかかる時間が短く済みます。

    さらには打ち漏れも少ないため、スタッフによる施術の効果に差が生まれにくいこともメリットです。

    1回の脱毛時間を減らしたい方はメディオスターの使用をクリニックに要望してみることをおすすめします。

    痛みが抑えられる

    弱いレーザーを連続して照射することで効果を得られるメディオスターは、強いレーザーを1回当てる熱破壊式レーザーよりも痛みがグッと抑えられています。

    ヒゲは全身の毛の中でも太く濃いので、その痛みに耐えられず脱毛を諦めてしまう方が多くいます。

    痛みが不安な方、痛みが理由でレーザー脱毛を諦めてしまった方は、メディオスターを試してみることを強くおすすめします。

    産毛や細いヒゲにも効果が高い

    バルジ領域に働きかけるメディオスターなら、細い毛にも効果を発揮します。

    もとからヒゲが薄い方や、産毛も含めて脱毛したい方は熱破壊式よりもメディオスターで脱毛してみてください。

    メディオスターのデメリット

    メリットが多いメディオスターですが、デメリットもあります。

    脱毛効果は実感しにくい

    直接毛母細胞にダメージを与える熱破壊式のレーザーの場合、施術後数日程度でヒゲがポロポロと抜け落ちることがあります。

    この現象が起きるとレーザーが実際に効果があると目に見えてわかるのですが、蓄熱式のメディオスターではこの現象は起きても2週間程度後か、時間が経っても見られないこともあります。

    目に見える効果がある熱破壊式レーザーのほうがいいように見えますが、成長因子であるバルジ領域にダメージを与えているメディオスターも脱毛効果がしっかりとあります。

    気がついたら薄くなってきている、という実感の仕方になるでしょう。

    メディオスターは脱毛効果がないわけではなく、目に見えて実感しにくい、ということを理解しておきましょう。

    痛みがまったくないわけではない

    熱破壊式よりも痛みを感じることが少ないメディオスターですが、痛みがまったくないわけではありません。

    深いところに高出力で照射する熱破壊式よりも、ターゲットが浅いところにあるメディオスターのほうが痛みは少ないものの、熱を加えてターゲットを破壊するというアプローチには変わりません。

    そのため、メディオスターでも痛みは少なからずあります。

    熱破壊式のバチッとした痛みに対して、メディオスターはジュワッと熱を感じるようなイメージです。

    メディオスターでも痛みに耐えられないという人はクリニックに相談してみましょう。

    出力を弱めたり、麻酔を使用することで対策が可能です。

    ジェルを塗る手順が必要

    メディオスターに限らず蓄熱式のレーザーはその脱毛形式上、肌にジェルを塗布する必要があります。

    人によってはジェルの使用感を不快に感じる人もいるでしょう。

    下準備なくただレーザーを当てて終わり、ではないことを把握しておきましょう。

    メディオスターでよくある質問

    メディオスターでよくある質問をまとめました。

    • メディオスターのヒゲ脱毛は何回くらい必要?

    個人差はありますが、薄くなってきたと感じるまでに8回程度、ツルツルになるまでには15回程度必要と見てください。

    ヒゲ脱毛は多くのクリニックで5〜6回のプランが設定されていますが、それよりも多くの回数通う前提で考えておくのが無難です。

    • メディオスターを指定して脱毛してもらえる?

    多くのクリニックでメディオスターの指定は可能のようです。

    初回のカウンセリングは無料のクリニックで最初に聞いてみるのがよいでしょう。

    ただしどこのクリニックでもメディオスターの準備数には限りがあるので、指定した分予約が取りにくくなる可能性は覚悟しておきましょう。

    • メディオスターNext PROとモノリスはどっちがいい?

    メディオスターNext PROとモノリスは出力に大きな差はないので効果にも差はありません。

    ただし最新機種であるモノリスはNext PROよりも施術スピードが上がっています。

    1回の施術時間を少しでも減らしたい方はモノリスを導入しているクリニックを選んでください。

    【結論】メディオスターでもヒゲ脱毛できる!自分に合う脱毛を選ぼう

    蓄熱式レーザーのメディオスターは痛みが少ない脱毛方法です。

    ヒゲ脱毛では目に見えて効果がわかりやすい熱破壊式のレーザー脱毛を採用しているクリニックは多くありますが、その痛みの強さに脱毛を諦めてしまう人は少なくありません。

    目に見えた効果を感じにくくても、気がついたら徐々に毛が薄くなっていくのを実感できるメディオスターは、長い期間かけなければならないヒゲ脱毛において有力な選択肢になり得ます。

    それぞれのレーザー脱毛方式のメリットデメリットを理解して、自分に合った脱毛を選んでくださいね。

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    この記事を書いた人

    ヒゲやムダ毛に悩む世の男性のために、メンズ脱毛について調査・分析を行っています。

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